解剖学コラム Vol.3 猫背が治らない人には共通点があります
解剖学コラム Vol.3
猫背が治らない人には共通点があります。
「猫背だから胸をストレッチしましょう。」
トレーナーやセラピストであれば、一度はそう考えたことがあるのではないでしょうか。
もちろん、大胸筋など胸部の柔軟性は姿勢に影響します。しかし、胸を緩めるだけで猫背が改善するケースは決して多くありません。
なぜなら、姿勢は「原因」ではなく、「結果」として現れるものだからです。
例えば、
- 骨盤が後傾している
- 肋骨の動きが少ない
- 呼吸が浅い
- 足裏で重心をうまく支えられていない
こうした要因が重なることで、身体は猫背という姿勢を選択しています。
その状態で胸だけをストレッチしても、身体全体のバランスは変わらないため、時間が経つと元の姿勢へ戻ってしまうことがあります。
「どこを伸ばすか」よりも、「なぜその姿勢なのか」
施術で再現性を高めるためには、筋肉を覚えるだけでは十分ではありません。
大切なのは、
「なぜその姿勢になっているのか」を評価する視点です。
姿勢を身体全体のつながりとして捉えられるようになると、施術だけでなく、運動指導やセルフケアの提案にも一貫性が生まれます。
講師コメント
猫背は、胸だけの問題ではありません。
一つの筋肉だけを見るのではなく、骨盤・肋骨・呼吸・足部まで含めた全身のつながりを評価することで、施術の精度は大きく変わります。
ファンズフィットスクールでは、解剖学を土台に「なぜ改善するのか」を理解し、現場で再現できる技術を身につけることを大切にしています。
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